みのもんたのポピュリズム

 卵だけは、ちょっと贅沢している。ここ生石高原の南側の道を下ると、「たまご牧場まきば」という卵の直売所があり、いつもここで買っている。1キログラム650円だから、結構いい値段である。

 鶏を放し飼いしており、卵の白身は盛り上がり、黄身はオレンジ色。濃厚な味だ。有名ケーキ屋さんにも出荷されている。わが家から2キロほど下ると店があり、歩いて買いに行く。往復1時間ほどだから散歩にはいい距離だ。

 実は、ここへ行く楽しみが別にある。鶏舎の番犬をしているワン公に会うためだ。前足の左側が付け根から失われている。交通事故に遭ったのだろうか。私たち夫婦の姿を見ると、3本の足で駆け寄って来る。尻尾を千切れんばかりに振り、仰向けに寝て甘えるのだ。ひとしきりワン公のお腹を撫でて遊ぶ。

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 私は犬好きだから、のべつ吠える犬はともかく、どのような犬でも好きである。この卵屋さんの犬が特別かわいいと思うのは、やはり片足がないからだろう。かわいそうだ、気の毒だという憐れみの情が心のどこかにあると思う。これを人間に置き換えると、障害者への同情は健常者の上から目線であり、間違っていることは承知している。

 変な話になるが、テレビタレントの「みのもんた」についてである。30歳を過ぎた息子が盗みをして捕まり、テレビの出演を自粛していた。そして昨日、TBSへの番組を降板するとして記者会見した。

 成人した子供は親の人格と別だから、親が責任をとることはないとも言える。しかし彼の場合、報道番組での数々の発言が立派過ぎ、今置かれている立場との整合性がとれなくなったのではないか。

 私はずっと以前から、彼のパラリンピックや障害者スポーツへの思い入れに違和感を持ち続けていた。日本の障害者スポーツは遅れており、支援することは重要だし、テレビで啓発することも意義がある。

 報道番組「朝ズバッ」を見ている人は気付いているかもしれないが、彼は障害者スポーツの話題について過剰と思えるほどの反応を見せるのだ。われこそは、障害者スポーツを支援する有名人と言わんばかりである。そこに彼の底意、意地悪く言えば下心が見え隠れしているように感じるのだ。

 障害者スポーツの振興を叫ぶのは、彼一流のポピュリズムではないか。視聴者受けを狙っている。正義漢ぶっている・・・私にはそう見える。この日本には、黙々と振興にたずさわり、静かに支援する人が多いはずである。

 論語には「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とある。つまり、人の言行には中庸が大切である・・・。

 
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コメント

こんにちは

あそこの玉子を食べると他の玉子が気持ち悪く食べられません。
特に黄身が黄色い玉子、やっぱり赤みがかったオレンジですね。
最近全然山に行けてません。どうなっているか、恐怖ですね。

     エコ夫婦 ご主人さま

 本当に他の卵は気持ちが悪いですね。
玉子かけご飯もこれなら美味しいですね。
 生石高原は、次々観光バスが来てにぎわっていますよ。平日もすごいですよ。

僕もこの犬、見たことがあります。
けっこうな数の犬が野放しの状態で駐車場の廻りにいたので怖かったです。おまけにすごい勢いで喧嘩しているものだからお店にしばらく近寄れませんでした・・・。

     イレグイ号 さんへ

 へぇー、見ましたか。
養鶏場には、4、5匹の番犬がいて、徘徊しています。私たちは慣れているので、尻尾を振りますが、初めての人はちょっと怖いでしょうね。
ただ、ここの卵は美味しいですよ。
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