NHK・家族で乾杯・・・ぶっつけ本番か

 すぐ近所の山小屋に、そこそこ年配のご婦人が1週間に一度ほど車でやって来る。畑をいじったり、草むしりをしたりして、ひと晩泊って帰って行く。お互いの畑が隣り合わせになっているので、もちろん顔見知りである。

 ある晩、女房と話していてその女性について話題になった。女房が「あの人、何歳くらいやろ」と聞くので、私は「お前より少し若いくらいかなぁ」と、気のない返事をした。これが女房の逆鱗に触れたのだ。

 「何よ、もう一度言ってみて。冗談じゃないわよ、私よりも年下なの?」。えらい剣幕である。「余り話したこともないし、じっくり顔を観た事もない。それは、ぱっと見の印象だよ」・・・。

 私の何気ない発言が、女房の怒りを買ってしまった。「ぱっと見の印象」と言ったのもまずかった。第一印象って結構正鵠を射る、つまり核心を突いていることがことが多い。女房の怒りに油を注ぎ、一層傷付けてしまった。

 先日、ご婦人をじっくり拝見したが、なるほど、女房よりはかなり年上に見えた。「お前より若そう」は誤りであり、女房に謝罪し、前言を撤回した。

 男性の場合、見かけより年齢を多く見られれば、「落ち着きがある」「枯淡の味わいがある」「分別がありそう」などと前向きにとらえ、それほど悪い気はしない。しかし女性の年齢問題は、時に琴線に触れ、炎上することもある。

 さて、話はころりと変わる・・・。

 NHKの「鶴瓶の家族で乾杯」は人気番組だ。笑福亭鶴瓶さんがゲストとともに各地を訪れ、地域の人々と交流を広げる。鶴瓶さんの軽妙な語りと機転で、番組はどんどんと面白くなって行く。

 「さぁ、ぶっつけ本番の旅のスタートです」。丸い顔をした女性アナウンサーが「ぶっつけ」を強調する。前触れもなく、鶴瓶さんが街に現れ、人々を驚かせるのだ。これが「ぶっつけ」の面白さである。

 しかし最近、本当に「ぶっつけ」かどうか疑念を持ち始めている。あれは漁業の町を舞台にした収録だった。たくさんの女性が映像に出てきたが、彼女たちをよく観察すると、共通したものがあった。

 髪がみんな黒々としているのだ。髪の毛は50歳くらいから白髪が目立つようになり、70歳を超えて黒いのは珍しいと思う。それなのに、テレビに映る女性はみなさん髪の毛が黒く、奇異に感じた。

 誤解であれば許してほしいが、みなさん、髪を染めているのだと思う。山奥で暮らすうちの女房だって髪を染めているのだから、別に珍しいことではない。しかし、申し合わせたように髪が黒いのは、「家族に乾杯」の収録が街に知れ渡り、あらかじめテレビ映りのいいよう髪を染めていたとしか考えられないのだ。

 決して、非難している訳ではない。テレビに映るかもしれないのだから、髪を染めてきれいにしておきたいと思うのはしごく当たり前のことだ。女性は、骨になるまでオンナなのだ。美しさを願う壮絶な女心に乾杯・・・。
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コメント

ははは~!!
それは大変です。女性と海は怒るととても怖いです。

テレビってすべてそうなんでしょうね。笑点の大喜利も全部台本があるそうですからね~。

    イレグイ号 さんへ

 いやはや、女性のこだわりはすごいですね。
だから化粧品が売れ、サプリが売れ、カツラが売れるのでしょうね。
 昨夜も家族に乾杯を見ましたが、興醒めでした。
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