森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

やはり生石高原は雪だった・・・

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 一年の大半を過ごしている紀伊山地の生石高原。標高800m余りの尾根に家があるので、気温は平地より5度以上低く、冬は日中でも氷点下という日も少なくない。そんな寒冷の地で越冬するのが嫌になり、今年の冬は大津の自宅に逃げ帰っている。

 生石高原を離れてひと月ほど経ったので、数日前、山小屋の様子を見に行った。山麓から眺めると、高原は雪で白い。この分だと、道路にも雪が積もっているはずだ。標高600mの峠まで登ると、案の定、雪の道になった。

 積雪はそれほどでもないが、気温が低いので溶けずに路面に張り付いている。4WDの軽トラで無事高原に着いた。毎年、この時期に降る雪は根雪になってしまい、下手すると2月の中ごろまで雪が残ることがある。

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 軒下に掛けている寒暖計は、午後というのにマイナス1度だ。室内はまるで冷凍庫である。トイレの水洗タンクは凍ったままで使えない。水道の元栓を開いたところ、台所と風呂の蛇口から水もお湯も出たが、洗面所のお湯が出ない。石油ストーブで洗面室を暖めても効果がなく、おそらく床下の配管が凍結しているのだろう。

 縁の下に潜り込み、懐中電灯で配管を照らした。少したわんでいる所があり、ここで凍結しているかもしれない。ヘアドライヤーで熱風を吹き付けて数分すると、女房が「出たー」と叫んだ。やれやれである。

 急いで薪ストーブに火を入れた。どんどん薪を入れると、炉の温度は200度に達した。凍えていたわれらは、やっとひと息ついた。沸かしたてのコーヒーを飲んでいると、女房が「忘れたー」とまたも大声を上げた。

 大津に持ち帰っていた電気毛布を忘れてきたという。この山小屋では、電気毛布がないと寒くて安眠できない。すると女房が「湯たんぽならある」と言う。それなら問題ない。ストーブで沸かしたお湯を湯たんぽに入れ、バスタオルでくるんで布団に入れた。その晩、湯たんぽを抱いて眠ったが、朝まで十分暖かった。

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 ふと、こんなことを思った。電気毛布しかなければ、停電の時、どうしよう・・・と。落雷で停電になることがあるし、雪の重みで電線が切れることもなではない。どこかの国からサイバー攻撃を受け、電力がマヒするなんて、十分あり得る話である。

 都会ではそうでもないだろうが、山で暮らしていると落雷も多く、時々停電がある。だから山小屋には蝋燭、マッチを常備しているし、山暮らしの仲間の何人かは自家発電機を持っている。

 IT社会なんて言われるけれど、ひとたび電気が来なくなったら、家電も電話も使えない。テレビの録画も出来ない私なんかはアナログ人間の最たるものだが、生活の道具で言えば、いざと言う時、アナログが役に立つこともある。まさに、湯たんぽがそうだった。

 「アナログ」の生活用具を備えておくことは、有効な危機管理だと思う・・・。
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