森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

若き修行僧のようなメダリスト・・・スノボー

 やっと、ソチ五輪で日本人がメダルを獲得した。スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手が銀、平岡卓選手が銅のダブル受賞である。まことにめでたい。同じくらいすごいのは、この少年二人の落ち着きぶりだ。まるで修行僧である。

 実は私は以前から、スノーボードを苦々しく思っていた。あのだらしない服装は何だ。お尻の割れ目が見え、パンツも見える。だぶだぶのズボンのベルトは腰骨のあたりにあり、今にもずり落ちそうである。

 息子がスノーボードをやり始めた時、「真面目な服装でやれ」と怒ったことがある。雪国生まれの私は幼いころからスキーに親しみ、自慢したくはないが上級者である。ゲレンデでは、人に迷惑をかけないよう礼儀正しく滑っていたし、ちゃらちゃらしたスキーヤーたちを見下していた。

 私のような人間は、若者文化にケチを付ける頑固者で、心の狭い年寄りなのだろう。私が若かったころは、髪の毛は肩まで垂らし、ジーパンで地べたに座っていた。いわゆるヒッピー全盛時代だったから、若者を批判するのは目くそ鼻くその類だろう。

 スノーボードと女子ジャンプをを徹夜で観戦していたが、平野、平岡選手の技と度胸に驚いた。二人とも、後のない決勝の2本目で成績を上げたのだ。ヤケクソで滑ったのではなく、勝算あっての滑りだったのだろう。これが15歳と18歳の少年なのかと思った。

 さらに、メダルが確定した時の二人の表情だ。抱き合う事もなく、控え目な笑みを見せただけである。あとはポカンとしていた。決して放心状態ではなく、冷静にあたりの空気を見つめていた。外国選手が成績に興奮してボードを投げ飛ばしていたのとは、大違いである。

 少年は、風雪に耐えた修行僧のように見えた。テレビのコメンテーターは、二人の記者会見を見ながら「テンションが低いですねぇ」と言っていたが、そうではないだろう。異様に興奮しているのはテレビ側だけなのだ。

 女子ジャンプの高梨沙羅ちゃんは残念だった。さぞ、悔しかろう。しかし彼女もまた、メディアに対し冷静さを保とうとしていた。それが終わってコーチと抱き合い、ワッと泣いた。心中察するものがある。

 3人はまだ若い。この先に、もっと大きな夢があるだろう・・・。
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