森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

真央ちゃんを腫れもの扱いするな・・・

 フィギュアスケートの浅田真央ちゃんは、返す返すも残念だった。ショートで精彩を欠き、しかしフリーでは一転して渾身の演技だった。その落差が余りに大きかっただけに、落胆も倍である。

 まだ14、5歳の真央ちゃんが氷上に現れた時、国民もメディアも日本の「国宝」と称賛し、いずれ金メダルをとるだろうと期待した。しかし前回バンクーバーでは銀に甘んじ、今回ソチでも夢は破れた。

 前夜のショートの成績が悪すぎたので、私は未明のフリー演技を見ずに寝てしまった。彼女の表情が痛々しく、見るに堪えなかったのだ。朝起きてきた女房は開口一番、「真央ちゃん、すごかった。泣いてしまった」と言っていた。

 私は真央ちゃんが好きだ。まだあどけなさが残る顔はかわいいし、礼儀正しく、話ぶりに誠実さが滲んでいる。なにより、演技がエレガントで美しい。しかしショートで転んでしまい、つい「何やってんだ」と悪態をついた。今も半分は怒っている。

 試合が終わった朝、ひと通り各局のテレビを見た。共通して言えたのは、まるで腫れものにさわるような報道ぶりだった。わずか一日で体勢を立て直し、これまで最高の滑りをしたと賞讃し、胸を張って帰国してほしいとねぎらいの言葉をかけた。しかし私は、メディアがいくら耳障りの良い言葉を並べても違和感を覚える。

 冷たい言い方をすれば、この競技はショートとフリーの合計点で争うものだ。フリーだけが良くてもいけない。テレビの報道ぶりは、この事実を正面から受け止めていない。良い点だけを取り上げ、悪い点に目をつむろうとするのは、公平でない。その根底にあるのは、いつものポピュリズムだ。

 視聴者の反感を買うのが怖いのだ。評論家と呼ばれるコメンテーターも元アスリートも、まるでガラス細工を手にするような扱いである。スポーツはもちろん、演劇でも音楽でも、海外の批評家は辛らつだ。日本の評論家は、甘ったるいことばかり言わず、真央ちゃん不振の真実に迫るべきだと思う。

 調整に失敗したのか、それとも、精神をコントロールできなかったのか・・・。いやそれだけではないかもしれない。海外勢を見れば、歴然とした差があったと思う。本質を語らない専門家がちゃらちゃらするテレビ番組では、バラエティー番組と変わらない。厳しい批評があり、それに耐えられるスポーツ文化がなければならないと思う。

 真央ちゃんが不振だっただけに、スノボー女子大回転の銀メダリスト竹内智香選手が余計に輝いて見えた。彼女は30歳で、海外で修業を積んむ雑草魂がある。スケート選手が純粋培養されているとは言わないが、マイナーなスノボーは練習環境も良くない。それでも彼女は銀、女子スキーハーフパイプの小野塚彩那選手25歳は銅である。

 それに比べれば、真央ちゃんはまだ若い。燃え尽きるには早過ぎる。本心を言えば、次の五輪も目指してほしいと思う。しばらく普通の女の子のように遊び、その後、気が向いたら再起したらいい。それだけの実力はあると思うが・・・。
 
 
 
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