生石高原の暮らしを再開・・・

 やっと和歌山の生石高原に帰る日が来た。冬の間およそ3か月だけ大津の自宅で過ごしていたが、どちらかと言えば退屈な毎日だった。それだけに、これから始まる山の暮らしに、色々と期待が膨らむ。

 軽トラの荷台には家財道具、衣類、日用品、パソコンなどを満載して走った。高速料金を節約するため、名神や阪和道などは通らず、京都の宇治田原や奈良の地道を通って行く。4時間もあれば、山小屋に着く。

 大津を出発する時、近くの公園の桜はまだ三分咲きくらいだったが、京都や奈良では満開に近く、和歌山に入ると今や満開の花盛りだ。やはり大津は琵琶湖を渡る北風が冷たく、北陸に近い気候である。

 道路に設置されている温度計は15度だった。和歌山県桃山町に入ると、果樹園の一帯は鮮やかな桃色である。ここは桃のブランド品「荒川の桃」の産地である。桜よりも、桃の花を見ると一層春の訪れを実感する。

 生石高原への急な坂道を登り切ると、わが山小屋である。今年は近年にない大雪だったそうで、ここで暮らす知り合いの夫婦は車が動けず、1週間も孤立していたという。水を上げるポンプも壊れ、雪を溶かして水を作った言っていた。

 ここはまだ冬の気配を残したままだ。若葉が出るのはまだ先で、山菜のタラやコシアブラの芽もまだまだ堅い。桜はもちろん、咲く気配さえない。ただ、クロモジだけが黄緑色の若葉を出していた。山には彩りがないだけに、余計に目立つ。

 山小屋の周囲を回ってみた。積んでいた薪が一列倒れていた以外は、変わりなかった。網で囲っている畑はイノシシが入った形跡はない。山小屋は一応順調に冬を越したようだ。

 キノコを栽培している裏手の杉林に入ってみた。何と何と、シイタケがたくさん出ており、しかも大きくなり過ぎのものも多い。例年より早い発生だ。去年秋のシイタケは不作だったので、その反動かもしれない。

 ウッドデッキに出て口笛を吹いてみた。すると、ヤマガラが向かいの木から私をめがけて一直線に飛んできた。そして餌を乗せている手に止まり、私の顔をじっと見つめている。覚えていてくれたのか・・・。すこし目頭が熱くなった。これからは毎日餌をやるが、消費税が上がったので、少し量を減らす。

 翌朝の気温は2度。薪ストーブに火を入れなければ、寒くて仕方がない。ここ生石高原で本当の春を感じられるのは半月は先だろう。さぁ、これからは忙しくなる・・・。

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     ↑ クロモジが芽を出した

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     ↑ コシアブラの芽も堅い

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     ↑ ヤマガラは覚えてくれていた

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     ↑ 大きなシイタケが出ていた
 
 
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コメント

お帰りなさい

今年は椎茸の発生が早く、蕗の薹と一緒に収穫しました。
山の椎茸は、甘さがちがいますね。

国民一人当たり800万の借金、この金額にびっりして選挙にり立候補予定で、只今後援会活動を行っています。

椎茸の菌打ちは、無事終了しました。ありがとうございました。
又山でお会いしましょう。

  エコ夫婦 さんへ

 えーっ、選挙に立候補するんですか?
こりゃー大変、応援に行きましょうか?
ともかく、頑張って下さい。
 確かに、今年のシイタケは発生が早いですね。
シイタケ好きの親戚に送りました。
山小屋へ遊びに来て下さい。
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