森に暮らすひまじん日記

第二の人生を歩む私たち夫婦は、和歌山の生石高原に近い森の中で暮らしています。豊かな自然の恵みにあずかりながら、有機栽培で野菜を育てたり、近くの渓流や海で魚を釣ったりする気ままな日々です。そんな暮らしぶりを綴っています。 
 

生石高原にやっと桜前線が・・・

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 桜前線は今ごろ、どのあたりにいるのだろう。山形や秋田のあたりか、いや、それよりも北上しているかもしれない。

 ここ生石高原にはやっとサクラ前線が到達し、わが家の山桜の古木は八分咲きといったところだ。標高800mの高地なので、春の訪れは里より半月ほど遅く、東北の気候と余り変わらない。

 わが家から1キロほど林道を下ると、ため池がある。ここは水面に映る山桜が美しい場所なのだ。満開になると足を運び、柄にもなく花を愛でる。ただ、ここは蛇の巣のような場所で、昨日行った時も草地に長々と横たわり、昼寝をしていた。

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 生石高原近くの道沿いに、桜の植樹が行われている。若木が鹿に食べられるのでネットで囲っているが、将来は桜の並木道になるだろう。この道は、高原に暮らすわれらの生活道路なのだが、1日に車が10台も通らない。朝夕にはイノシシが盛んに出没する寂しい場所である。

 道幅も狭く、軽トラなら何とか通れるが、乗用車では厳しい。こんな所に桜を植樹して誰が見に来るのか疑問である。われらは身近な場所に桜の美しい場所が造られればうれしいが、費用対効果はどうなのか・・・。

 植樹は「緑の募金事業」として行われている。今の時期、緑の羽根を胸に付ける国会議員を見かけるが、あの募金活動だ。国と地方自治体に緑化推進の団体があり、募金によって森づくりが行われている。

 別にいちゃもんを付ける訳ではないが、桜の木を植えるより、荒れた山や、放置された杉林に広葉樹を植える方がいいと思う。広葉樹はたくさん二酸化炭素を吸収するし、水を蓄える力も大きい。ドングリを食べる野性動物も喜ぶだろう。

 桜の名所などいくらでもある。人が滅多に来ない山道に桜を植える意味って、何だろう。しかも、このあたりは山桜が多いのだ。桜の屋上屋を重ねるような役所の発想が、私には分からない・・・。

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    ↑ 若木は緑色のネットで囲まれている

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