朝日新聞の悪意・・・

 朝日新聞は死んだと思う。

 これが日本を代表するジャーナリズムとされ、多くの国民がそう信じているのだから、暗澹(あんたん)とさせられる。

 情けないのは、同紙の姑息さと卑劣である。一番謝罪しなければならないのは、30年にもわたってしつこく慰安婦の強制連行を報道し続けた問題だろう。ところが、11日に行われた朝日の記者会見は、原発事故の最前線で働いていた東電職員が逃げ出したとする記事の取り消しと謝罪である。

 慰安婦の強制連行という最大の問題を、原発事故報道の陰に隠そうとしたのだ。つまり、慰安婦問題を付け足しにした。この意図を悪意と言わずして何と言ったらいいのだろう。

 しかも、記者会見を午後7時30分からにしたことだ。記者会見は、何も緊急といった性質のものでない。社内で一言一句を練り上げた計画的な会見のはずだ。それをこの時間に行ったのは、夕方のテレビ報道を忌避したとしか思えない。

 一般的に言って、記者会見は夕刊のドタバタを避けるため3時とか4時に行うのが普通である。こうしたマスコミの通例を熟知しながらの会見は、またも姑息さと卑劣さの表れと言うしかない。

 このように書いておいて変だが、こんなことはどうでもいいのだ。最大の問題は、朝日の悪意に満ちた意図にある。なぜ、強制連行というペテン師の話を書き続けてきたか。調べればすぐわかるのに、東電職員の敵前逃亡という嘘を書いたのか・・・。

 強制連行は世界に流布され、国連の人権委員会でも日本が非難された。原発問題も世界に発信され、日本人の敵前逃亡という悪いイメージを植え付けてしまった。このような悪いメッセージになることを認識しながら、なぜ朝日は日本という国を貶めたのか。どちらも朝日の強い意思、意図であることは明白だ。

 その意図とは思うに、国家の利益より、反国家を唱えることがジャーナリズムの正義だと考えているのだ。国家は国民を抑圧する悪の概念であり、これは冷戦時代のカビの生えた思想である。朝日の記者には、猛々しい反国家の思想がヒロイズムに通じているのだ。

 権力を監視し、政治を正すのは正常なジャーナリズムである。それは何者にも侵すことが出来ない報道の自由という最高法規だ。だからと言って、事実をねじ曲げ、ねつ造し、嘘を書いていい訳がない。

 朝日に批判的な全国紙は産経、読売だが、ここに来て自分とこへの飛び火を心配したのか、毎日も同調し始めた。それよりも、テレビは問題が多い。ABCもTBSも誤りを認めた朝日の報道を取り上げることが驚くほど少なかった。ABCの報道番組に高名な朝日新聞の編集委員が出演しているが、ほとんどコメントしなかった。これも朝日の一面である。

 ねつ造、虚報のレッテルを貼られた朝日新聞は、自らジャーナリズムとしての命を絶ったと思うのだが・・・。
 
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コメント

こんにちは。

朝日新聞の件、わかっていた事ですが
憤りと情けなさを感じます。
朝日新聞の考えこそが、
歪んだマイノリティに取り憑かれているとしか思えません。
残念ながら、マスコミを信じていない国民は
もはや少数ではないと私は思っています。

今回の件で、朝日新聞の事、ジャーナリズムの事
マスコミのあり方を考える国家であって欲しいと思います。

     てんママさんへ

 いつもコメント、有難うございます。
そうですね、マスコミを信じていない国民は少数派でしょうね。でも朝日の影響力は小さくないと思います。
 普通、これだけの誤報やねつ造をしたら、社長は即辞任だと思いますが、部下を首にしておいて居座りです。たとえば食品会社が虚偽の表示をしていたら、即辞任でしょうね。このあたりが、いつも上から目線の朝日のふてぶてしさだと思います。いかがでしょうか。
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